「敏感肌」は「乾燥性敏感肌」とも言われています。

「敏感肌」は「乾燥性敏感肌」とも言われています。正常な肌の場合、角質層の厚さは0.02〜0.03oで、水分量は15〜20%に保たれています。
肌には、油分と水分のバランスを整える機能が備わっていますが、排泄機能の低下やセラミドの不足、汗腺や皮脂から出る水分不足により、乾燥肌や敏感肌になってしまうのです。「セラミド」は肌の角質層にあり、角質層の水分の保持と外部の刺激から肌を守るバリア機能の役目をはたしています。
乾燥性敏感肌になってしまった肌への対策として、まず第一に「セラミド」の働きをケアすることが大切となります。肌が受ける外部からの刺激は、ハウスダスト・ダニ・雑菌、気温の変化や乾燥など、日常生活のあらゆるところに存在します。肌が健康な状態を保てない「乾燥性敏感肌」になってしまった時には、これらの外部からの刺激の全てが肌トラブルを引き起こす原因となります。
敏感肌になってしまうと、ほんのちょっとした刺激でも肌の調子が悪くなってしまいますので、肌を本来の正常な状態に戻すよう、様々なケアをしなければいけません。敏感肌対策として、食生活でも栄養を気にしたり、部屋の湿度を調整したりするなど、まずは無理なく簡単に出来ることから始めましょう。

「敏感肌・乾燥性敏感肌向け」入浴剤

みなさんは小売店で、「敏感肌・乾燥性敏感肌向け」と書かれた入浴剤をよく目にしませんか?これらの「敏感肌・乾燥性敏感肌向け」入浴剤には「セラミド」や「うるおい成分」などの保湿成分が配合されているので、敏感肌対策にお勧めです。
保湿タイプの入浴剤を使用すると、全身にうるおい成分を行き渡らせることができるので、自宅で手軽に出来る敏感肌対策としてのスキンケア方法と言えます。しかし、入浴剤が保湿タイプだからと言ってあまり長い間入浴すると、拡がった角質層からセラミドなどが流出してしまい、敏感肌対策には逆効果となってしまいます。
急激に体温が上昇すると、かゆみを感じることがありますので、湯船につかっている時間は5分程度、長くても15分以内が目安とされています。また、お湯の温度が熱過ぎると急速に肌の保湿成分が奪い取られ、よけいに肌が乾燥してしまいますので、お湯の温度は38〜40度が理想的と言われています。敏感肌対策には、入浴時間だけでなくお風呂の温度も重要なようです。
シャンプーやコンディショナーの洗い残しも、首や背中の肌トラブルに繋がり、敏感肌に刺激を与える原因となります。シャンプーやコンディショナーの成分を体に残さないように、上から下へ、順に洗うようにするほか、すすぎ方にも気を配って敏感肌対策をしてみましょうね。

皮脂やセラミドは年齢とともに減少

皮脂やセラミドは年齢とともに減少していくものなので、誰もが敏感肌になる可能性があるということになります。顔を洗った後や入浴後、または乾燥しやすい冬になると、肌が白くカサカサと粉をふいたり、かゆみを感じたり、つっぱる感じがする方は、敏感肌対策として「保湿」が必要となってきます。
敏感肌でも、体と顔では、対策方法が違います。敏感肌の顔には、水分をしっかり保持出来るよう、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン入りの美容液や化粧水で、うるおい対策をします。また、スクワランやワセリンなど、油分の入った乳液やクリームも、肌を乾燥から守ってくれますが、ワセリンは刺激性はありませんが、べたつき感があります。
敏感肌対策をするなら、角質をやわらかくする働きのある、ケラチナミン(尿素)配合の保湿クリームやヒルロイドがおすすめですが、ケラチナミン(尿素)配合の保湿クリームを使用すると肌にピリピリとした刺激性があります。尿素が体に合わず刺激が起こっている場合は、かえって皮膚疾患を誘発させてしまいますので、別の敏感肌対策を考えるなど、見極めて使用しましょう。
敏感肌対策の保湿剤として、ケラチナミン(尿素)ヒルロイド、ワセリン、セラミドを挙げましたが、どれも皮膚に塗ってから2〜24時間の保湿が維持できますので、一般に市販されている保湿剤とはさほど違いは無いようです。

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